【音楽制作】男性シンガー向けのポップスを作詞・作曲してみる(5)

男性シンガー向けのポップスを作詞・作曲してみる、第5回目です。今回はイントロのアレンジを詰めていきたいと思います。

今回はたまたまイントロ部分から作りこんでいますが、各パートを作る順番はその時その時で変わります。メロディ、リズム、ベース、そして曲全体のフォームが決まった後は、やりやすいところから作り進めて構わないと思います。サビのトラック全部から始める時もあれば、ギターやストリングスから始めたりと様々です。

シンセ系の音色選び

今回、シンセ系の音色の選定基準は「春らしいイメージ」を頼りに選びました。生楽器系の音色は大体想像できるので特に問題はないのですが、シンセ系の音色はそれがイメージ通りの音色なのかは、実際にすでに作ってある部分と一緒に鳴らさないと分からないことが多いです。特にパッド系の音はそれ自体にリズム要素的なループを含んでいたり、アルペジオがあったり、効果音的な音が含まれていたりと千差万別なので、ある程度対象カテゴリを絞りつつも、時間をかけて音色を選ぶようにしています。

今回も4種類のシンセパッドを使っているのですが、約2000種類の音色から3時間程度かけて選びました。時間に余裕がないとなかなかできないですが、こうすることによって新しい発見もありますし、音源に対する理解度もものすごく深まるので、地道で根気の要る作業ですがやったほうがいいですね。全部の音色を知らずに適当に目についた音色を選んで、あとでもっとバッチリの音色が見つかったりするとちょっと悔しい気持ちにもなります(笑)

イントロで使っている楽器・音色

・シンセパッド4種
・ハープ
・CELESTE系シンセ
・ピアノ
・Shehnai(オーボエ系の民族楽器)
・オルガン
・シンセストリングス
・ストリングアンサンブル
・フルート
・アコースティックギター(スチール弦)
・エレキギター(クリーン系)

イントロではシンセ系と生楽器系の音色を半々ぐらいの割合で使用しています。ギターに関しては現状MIDIの打ち込みですが、私はギタリストなのであとで本物の楽器でレコーディングして入れ替えます。MIDIは生音と比べて臨場感に欠けますが、修正アレンジ作業が気軽に行えるのでアレンジが完全に決まるまでは仮のMIDIで入れておくこどが多いです。

また、現状は各トラックに仮のリバーブを深めにかけているので若干ごちゃごちゃしている印象かもしれませんが、これについてはアレンジが完成した後、最後にまとめて「ミックス」という作業を行ってそれぞれの音量バランス、細かいブラッシュアップなどを行っていきます。

今回出来上がったイントロ

 

イントロを詰めたことによって全体のカラー、音色、トラックがほぼ決まりました。あとは残りの未編曲部分を作っていくことになります。次回はAメロ、Bメロの編曲を進めたいと思います。