【音楽制作】男性シンガー向けのポップスを作詞・作曲してみる(10)

男性シンガー向けのポップスを作詞・作曲してみる、第10回目です。ようやく歌詞ができましたので本当の歌詞を入れていきます。またサビのコーラス(ジハモ)も作りました。

作詞についてですが、今回は春のイメージで作曲を進めてきましたので、ありきたりではありますが、春といえば、「新卒」「新入生」「新入社員」などなど、新しい始まりを迎える人たちに向けた応援ソングというテーマで作詞をしました。

さて、私が作詞を行う際に大切にしていることは、コードの上で響ているメロディの雰囲気に合った言葉をあてることです。これは感覚的なものなので人によって感じ方は変わると思うのですが、悲しい感じ、切ない感じ、明るい感じ、元気な感じなど、基本的な雰囲気はポップスでは全世界共通の感覚のように思っています。

今回の曲でいうと、AメロとBメロはおとなしめ、悲しめの雰囲気なので、歌詞は悲しい、切ない、不安というような感情が交錯している中間の感じにしました。そしてCメロは明らかに元気で明るい雰囲気なので、希望に満ちた感じの歌詞にしています。

サビのコーラスに関しては6度上を基本としたシンプルな単旋律を薄く入れました。サビは他の楽器がたくさん鳴っているのでコーラスの和音は厚くしない方が良いと思ったからです。

今回の歌詞とコーラスが入ったバージョン

歌詞


「春の空高く」

作詞・作曲:宇童吉克

心に浮かぶ 遠い面影
懐かしいあの人はもういない

季節はめぐり足音だけが
鈍色に響いてる

いつの日か流した涙は蕾に変わる
新しい 運命 始まる

春色の風に包まれて
君は今 高く羽ばたいている

ガラスのように澄んだまなざしが
すべての勇気解き放つ

咲き誇れ 高く舞い上がれ
うららかに散る桜のように

心に光る溢れる想いよ
届け 春の空高く


次回は最終回です。全ての楽器の細かい修正およびブラッシュアップ、それぞれの音量バランスを整えてデモが完成します。